[WordPress設定]画像の保存先フォルダとimgタグ内のパスを変更する設定方法

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[WordPress設定]画像の保存先フォルダとimgタグ内のパスを変更する設定方法

デフォルトでは長すぎる画像のURLを変更したい!

ブログの運営や自社サイトの運営でWordPress(ワードプレス)を使っていると、登録した画像のURLが長いことに気づきませんか?

WordPressのデフォルト設定では、「メディアの追加」から登録された画像は、WordPressのインストールしている「/wp-content/uploads」内にすべてアップロードされます。

さらに「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダに整理」にチェックが入っている(デフォルト設定ではON状態)と、さらに画像が登録される階層が深くなり、「/wp-content/uploads/2016/09(登録が2016年9月の場合)」内に画像がアップロードされることになります。

登録した画像を記事の投稿から呼び出して表示すると、imgタグのsrc部分は「http://xxxxxx.com/wp-content/uploads/2016/09/画像ファイル名」が指定されており、あまりスッキリしないと感じることが多いです。

長々とした画像のパスを変更したいと思って調べたところ、非常に簡単に変更できることがわかりましたので、その方法を紹介します。

実は以前から気になってた!」と思っていた方、この機会にお試しください。

 

 

画像のアップロード先を変更する方法

今回、紹介する方法はすべてWordPressの管理画面より行うことが出来ます。

管理画面より「設定」→「メディア」に移動します。

メディアの設定画面に移動後、下の方にスクロールすると上記の画像のように「アップロードするファイルの保存場所」、「ファイルへの完全なURLパス」の入力欄がある場合は、下記のように設定してください。

※2018.08.16追記
ファイルを保存するディレクトリが無い場合、あらかじめサーバにFTP接続するなどして作成しておく必要があります。

 

 

「アップロードするファイルの保存場所」の変更

WordPressをインストールしたディレクトリ(最上位階層部)に「images」を作成して、作成したディレクトリにアップロードする場合は、「アップロードするファイルの保存場所」に「images」を入力して登録します。仮に2階層下に画像のアップロード先を指定する場合は、「images/xxxx(ディレクトリもしくはフォルダ名)」を入力して登録すればOKです。

 

 

「ファイルへの完全なURLパス」の変更

アップロードするファイルの保存場所」で設定したディレクトリ名をURL付きで入力して登録します。

先程、説明したディレクトリ「images」のパターンの場合は「http://xxxxxx.com/images」と入力して登録します。

※「http://xxxxxx.com」の部分は、あなたの運営しているサイトのドメインを入力してください。

また、URLを登録せずにディレクトリ名を「ルート相対URL」で登録しても構いません。

ルート相対URL」とは、URLを省略し、「/(スラッシュ)」から始まるパスを指定することをいいます。

URLを入力して登録した場合、imgタグ内のsrcは「http://xxxxxx.com/images/画像ファイル名」となりますが、「ルート相対URL」で「/(スラッシュ)」から始まるパスのみを入力した場合、imgタグ内のsrcは「/images/画像ファイル名」となります。

私は後者の方が好みなので、「ルート相対URL」で登録しています。

 

 

「アップロードするファイルの保存場所」、「ファイルへの完全なURLパス」の入力欄がない場合

 

上記のように、メディアの設定画面で「アップロードするファイルの保存場所」、「ファイルへの完全なURLパス」の入力欄がない場合は、下記URLにアクセスすると、これまで管理画面で設定できなかった内容の項目を確認することができます。

http://xxxxxx.com/wp-admin/options.php (「http://xxxxxx.com」の部分は、サイトのドメインに置き換えてアクセスしてください。)

設定画面にアクセスすると、たくさんの設定項目がありますので、その中から2ヵ所「upload_path」、「upload_url_path」の入力欄をみつけてください。

 

 

 

「upload_path」の変更

こちらも「アップロードするファイルの保存場所」の変更で説明した内容と同様に、画像をアップロードするディレクトリ名を入力して登録します。

WordPressをインストールしたディレクトリ(最上位階層部)にアップロード用のディレクトリ(フォルダ)の「images」を作成して指定する場合は、「upload_path」に「images」を入力して登録します。もし、2階層下に画像のアップロード先を指定する場合は、「images/xxxx(ディレクトリもしくはフォルダ名)」を入力して登録しましょう。

 

 

upload_url_path」の変更

upload_url_path」には、「upload_path」で設定したディレクトリ名をURL付きで入力して登録します。

先程、説明したディレクトリ「images」のパターンの場合は「http://xxxxxx.com/images」と入力して登録します。
※「http://xxxxxx.com」の部分は、あなたの運営しているサイトのドメインを入力してください。

upload_url_path」は「ルート相対URL」で登録しても構いません。

URLを入力して登録した場合、imgタグ内のsrcは「http://xxxxxx.com/images/画像ファイル名」となりますが、「ルート相対URL」で「/(スラッシュ)」から始まるパスのみを入力した場合、imgタグ内のsrcは「/images/画像ファイル名」となります。

 

 

ルート相対URLを使って登録するメリットとは!?

ファイルへの完全なURLパス」もしくは「upload_url_path」の登録は「ルート相対URL」で登録しておくことをおすすめします。その理由としては下記のようなメリットが考えられます。

  • サイトのドメインを変更する際に、既に利用している画像のドメイン置換を行う必要がない
  • ビジュアルエディタではなく、テキストエディタで編集している場合、ソースがみやすい
  • 画像のURLの文字数も含めてデータベースに保存されるが、URLがシンプルになった分、サイズが小さくなる

 

上記メリットが、私の方で考えられるメリットです。

特に最初のサイトのドメインを変更する際のURL変更については、プラグインなどを使って一括で行う方法もありますが、最初から「ルート相対URL」で登録しておけば、その作業すら必要が無い為、非常にスムーズにドメイン移行を行うことができます。

今回、紹介した画像アップロード先ディレクトリの変更及びURLパスの変更は、必ずやっておくべきものではありませんが、将来的に役立つ可能性がありますので、出来るだけサイトの立ち上げ初期の時点で対応しておくことをおすすめします。

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